2018年10月10日水曜日

2018年10月10日(水)

これは、名字が変わって初めて書く手紙です。
今日は2週間前に検査した胸のしこりの検査結果を聞きに病院へ行きました。
知り合いの女性が、ご自身のがんの体験を話して下さったのがきっかけで、放置していた会社の検診の「再検査」に行ったところ、さらに細胞をとって検査することになったのです。
結果は良性。ホッとしました。
病院で待つ間、自分のためではなく、夫となってくれたその人のために病気になりたくない、と思いました。

午後から出勤して、帰りは40分バスに揺られます。その間、
「今バスに乗ったよ」
「ボディソープ買って帰るね」
「小さいほうのゴミ袋もお願い」
日常のメールのやりとりをし、今晩のごはんは何にしようか、と考えていました。
3ヶ月前から一緒に暮らし始めてからの日課です。
料理がそれほど得意でもない私には悩ましい日課ですが、今日はいつにも増して幸せなことだと感じながら帰ってきました。

日常が幸せと感じられることこそ本当に幸せだと思います。でもすぐに忘れてしまうのが人間... 忘れないように、心に刻むようにこの手紙を書いています。
この手紙を受けとって下さったあなたは今幸せですか?

幸せでいらっしゃることを願ってペンを置きます。

【筆名:ロード 年齢:42歳 都道府県:愛知】

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