2018年6月20日水曜日

2018年6月20日(水)


こんばんは。
今は夜の古本屋さんから書いています。
水曜日郵便局のある鮫ヶ浦の水曜日ポストは、水曜日になると、おそらく誰もいないところでひっそりとあかりを灯しているそうです。
ここもそんな気分です。

人は、何にも無くなったとき、どうするんでしょうか。
震災の時、何にもなくなってしまって(自分の持っていたもの、電気や水道のライフライン)自分で選んだのではない食べ物はあって。
さて どうしたんだったか。

ちかごろ、震災のあと、なくなったものを必死にとりもどすことをした、という話を、今まで何人かの方から聞いたことを思いだした。
昨日会った方も、そんなことを言っていた。
私はとりもどそうと思わなかった。ただむなしい気分だけただよっていて、今も気がつけばとりもどすわけでもなく、新しいものを見つけだすでもない、ぼんやりだな、とはっきり思った。

だまってじっと立ちどまってみようかなと思った
水曜日の夜でした。

【筆名:猫マル 年齢:46 都道府県:宮城】

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