2018年4月4日水曜日

2018年4月4日(水)

毎日自宅にいて、2才の息子と過ごして家事に追われているうちにあっという間に一日が終わり、今日という一日のやりがいを感じられないままの日々を送っています。
周囲の人々の生活に自分だけが取り残される不安を一日に何度も考えます。
でも家にいることは大好きでとても落ち着きます。
そんな私ですが、本日は早朝から多度津駅へ行きました。
主人が出張へ出掛けるので息子と車で見送りに来ました。
「ポッポー」が大好きな息子はすぐには帰ってくれず、高架橋に登って列車をしばらく見ました。
私の住んでいる四国はアンパンマンの産みの親である、やなせたかしさんの出身地でもあり、アンパンマンの列車が走っています。
運良くアンパンマンの快速列車を送ったあとは、四万十行きの特急を送りました。
多度津駅は四国の分岐点であるので、上りは高松、岡山そして本州へ・・・
下りは愛媛へ向かうもの、徳島へも行けるし高知にも行きます。西条行きの列車を送ったらとにかくどこか遠くへ行きたくなりました。
この間、ママ友さんは松山へ行ってとても楽しかったと行っていたな。
四国を出ようかな?岡山に住む親友に会いにいくとか?
それともずっと行ってみたかった長野か、青森とかできるだけ遠くに。。。
考えながら高架を下りていくと鈍行列車が到着しました。スーツを着た会社員はもちろん、沢山の高校生達、旅をしているのだろうと思われる老夫婦・・・皆目的の場所に向かって足早に進んで行きました。
やっぱり自分はその場に残っていて、取り残された感じを味わいましたが、寂しいとか落ち込むとかいった感情ではなく、なんだか前向きに頑張ろうと思えました。
私の心の中にいつもある言葉、宇多田ヒカルさんの書いた歌詞に
「どこか遠くへ逃げたら楽になるのかな そんなわけ無いよね どこにいたって私は私なんだから」
というのがあります。
多分どこか遠くへ行っても私は物事のいちいちを深く考えて過ごしているんだろうな。
いつも頭で一人で考えていることをこうして誰かに伝えるのは初めてです。
私はこんな水曜日を生きていました。

【筆名:あー 年齢:33 都道府県:香川】

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