こんにちは。今、北海道行きのフェリーを待ちながら手紙を書いています。
私の水曜日は、宮崎から日本一周中、何気ない旅の途中の水曜日です。
今週5/2に宮城県の松島を訪問しました。
十年振り2度目の訪問で、今回はガイドさんもお願いし歴史を学びながらゆっくりと回ることができました。
そして午後からは東松島へ。地図で気になっていた漢字の館というところを探していたのですが、
残念ながら震災前に閉館してしまっていたようです。
この辺は、まだ工事中の長い道路が続き、目につくのは積み上がったカキの殻と流木ばかり...。
そんな中ぽつんと、キレイなお花が咲き揃い、小さく耕された畑があるお家がありました。
畑を耕していたのは、この周りの集落では奥さんと2人だけになってしまったというとっても優しそうなおじさんでした。
おじさんは、快いペースで色々な事を教えてくれました。
当時の話も、すごく穏やかに決して暗くならないようにして下さるお姿にとても尊敬できる方だと感じ、
ほんの少しの間でしたが、気持ちが温かくなり、ずっとお話していたいくらいでした。
何でも、この辺りの語りべさんで、東松島の本(分かりやすく歴史や云われを説明)を作った方で、
もう一つ、この水曜日郵便局の事も教えて下さいました。
きっと、今日が水曜日じゃなかったら、おじさんと出会ってなかったら、この手紙を書くことはなかったでしょう。
HPにも、皆さんのあたたかい水曜日に触れ、読みふけってしまいました。
この先ずっと水曜日には今日のことを思い出し、幸せな気持ちになるのでしょう。
帰りに、お庭の入口にキレイなお花が供えられたたくさんのお地蔵さんに手を合わせると、遠くから「ありがとう!」と声がとんで来ました。
素敵な出逢いをありがとうございました。
拙い文を読んで下さる方に感謝。
幸せな水曜日を過ごせますように。
【筆名:夢叶 年齢:29歳 都道府県:宮崎】
0 件のコメント:
コメントを投稿